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200勝を目前に引退の真意は?

西武のレジェンド西口文也投手(42)が、今季限りで現役を引退することが判明した。
入団2年目の96年から7年連続2桁勝利を挙げるなど、西武一筋のレジェンド。

現在通算182勝で200勝目前だ。なぜここで辞めてしまうのか?

 

西口文也

 

白星から3シーズン遠ざかっている

13、14年と2年連続で1軍で未勝利。背水の覚悟で臨んだ今季も、大半が2軍暮らしで1軍登板は1試合のみ。
それでも2軍ではローテーションに入り16試合で4勝1敗1セーブ、防御率2・95。
若手選手とともに熱心に練習を続け、2軍首脳陣の間では「ここ数年で一番、状態がいいのでは」との声もあったが、5月28日の巨人戦(東京ドーム)の1試合のみになっていた。

42歳という年齢とも闘いながら節目の200勝までは残り18勝と迫っていた。しかし最後は熟慮のすえに「引退」を決断した。

 

確かにこのペースだと200勝までにはかなり長い道のりになってしまう。

 

歴史に名は刻めたか?

西口文也は立正大から94年ドラフト3位で西武に入団。切れ味抜群のスライダーを武器に96年から7年連続2桁勝利。5度の開幕投手を務めた。

97年には沢村賞、MVP、最多勝などタイトルを総なめにした。

記録とともに球史に名前を刻んだのが、3度にわたる「幻のノーヒットノーラン」だ。

02年8月26日のロッテ戦(西武ドーム)は、無安打に抑えていた9回2死から小坂に中前打。05年5月13日の巨人戦(インボイス)でも、同じく9回2死で清水にソロ本塁打を浴びて快挙を逃した。




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05年8月27日の楽天戦(インボイス)は9回まで打者27人をパーフェクトに抑えながら、味方打線も無得点で延長戦に突入。延長10回に沖原に初安打を許した。「まあ、(試合に)勝ったんでね。僕には縁がないということで」と話したが、ファンの脳裏に深く刻み込まれた伝説の3試合でもある。

 

引退後はどうするか?

1メートル82、75キロと決して恵まれた体格ではないが、東尾、工藤、渡辺ら黄金期を支えた投手陣が抜けたチームを支えた。後輩・松坂が大リーグ移籍後も若い投手陣を背中で引っ張ってきた。

21年間の野球人生を西武一筋で駆け抜けた功労者の引退。今後は何らかの形でセレモニーなども行われる見込みだ。

生え抜きで輝かしい実績を残した西口文也は、将来の監督候補として投手コーチなどで入閣する可能性も高い。

いや、そうならなければファンは納得しない。

今季は中日・和田、オリックス・谷とレジェンド達が挙って引退。

「47年会」の一員で、同じ72年度生まれで同学年の西口文也もそれに合わせて引退を決意した。

今後の野球界を若手選手に託す。

西口 文也(にしぐち・ふみや)

1972年(昭47)9月26日、和歌山県生まれの42歳。実は県和歌山商では甲子園出場なし。

立正大を経て94年ドラフト3位で西武に入団。

3年目の97年には15勝を挙げ最多勝、沢村賞、MVP、最多奪三振、最高勝率のタイトルを獲得。98年にも最多勝、最多奪三振。

ベストナイン2度、ゴールデングラブ3度。通算成績は435試合で182勝118敗6セーブ、防御率3・73。1メートル82、75キロ。右投げ右打ち。




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