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誘拐婚だらけのキルギス共和国

世の中には誘拐婚という結婚の方法があるらしい。

日本では考えられない手法で花嫁を獲得する。そう、誘拐するわけだ。

中央アジアのキルギス共和国では結婚の4割が誘拐婚だと言うから驚きだ。

 

その手法は、以下の通りである。

1.花婿の家庭で結婚式の準備を行う

花嫁のいない状態で、料理や誘拐の手順などの準備を行う。誘拐は花婿を含む複数で行われる。誘拐の前に親族からの祝福を受け、彼らは花嫁の誘拐に乗り出す。誘拐の対象となるのは17-25歳の女性である。これは女性の平均寿命の関係や、女性が積極的に結婚に合意を示すことが風習として好ましくないものと考えられるなどの理由が挙げられる。しかし、実際は対象となる女性に結婚不可とされる年齢の女性も含まれる。

2.花婿とその仲間が花嫁を攫う

花婿と花嫁の関係は大きく2パターンに分かれる。一つは花婿と花嫁が互いに知り合いである場合で、もう一つは花婿のみが花嫁を知っているケースである。どちらの場合にも諸々の理由により、アラ・カチューは発生しうる。女性が一人で歩いている時や家にいる時を狙って、花婿たちは誘拐を起こす。花嫁の友人が助けに入ることもある。ここでは知り合い同士であっても女性が逃げようとするケースが多い。この時点で結婚を拒む女性は泣き叫び、抵抗するが押さえつけられる。花婿側は涙は幸せな結婚になる予兆として考えている。警察や裁判官は家庭内の問題であるとして、関わりを持とうとしないことが多い。稀に女性が自分が処女でないことを伝えた結果、誘拐が止められたケースも存在する。また、中には女性の合意を得て連れ去る男性もいるが、これについては後述する。ちなみにこの際、暗黙のルールとして誘拐された女性が結婚を拒否し続けた場合、家に帰さなくてはならないというものが存在する。

3.花婿の家庭の女性が花嫁に結婚を迫る

花婿たちが女性を誘拐すると、今度は彼女を自分の家に連れて帰る。そこで今度は花婿の親族の女性たちがkoshogoと呼ばれる幕のほうに連れていき花嫁となる女性を囲って捕え、joolukという白いスカーフを被せられる。これを被った女性は婚約者がいると認識されるため、結婚を了承したと認識される。ここで結婚を拒む女性は数時間から数日に渡って抵抗する。スカーフを被せられると結婚したと認識され、花婿の家族として花嫁は迎えられる。




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4.花婿の家族が花嫁の家族に結婚の事後承諾を得る

盗人として花嫁を盗んだ場合、一度実家の了承を得るケースと、そうでないケースがある。多くの女性の家庭では花嫁を家族が引き取ることがない。これはキルギスではすでにアラ・カチューが風習として染みつき、結果娘が穢れたものとされると後の結婚相手を得ることができず、村八分にされるからである。例え取り返したとしても、親戚や周囲の人間に風習を理由に娘を元に戻すよう言われ、結婚してしまうケースもある。例え結婚したあと戻ってきたとしても、家庭内に居場所がなく、売春に走るケースもある。場合によっては花婿の家族が償いとして、花嫁の家族に仔牛や羊、酒や菓子などの贈り物が贈られることがある。

5.正式な結婚の手順を行い、夫婦になる

法律的な権限はないものの、結婚式を行い、その中でイスラムの聖職者であるムラーの認可を得る。それにより結婚は正当なものと認識される。その後お祝いと初夜を経て二人は夫婦となる。この際酒や料理が振る舞われ、夫婦が一晩過ごした後のシーツが女性の純潔を示すものとして外に晒される。花嫁は花婿の一族に認められる必要があるため、労働に駆り出される。

何故誘拐婚が行われるのか?

なんともありえない方法だが、実際は致し方ないとも言える根付いた文化があった。

特に気になるのは、結婚をする資金が捻出出来ないから誘拐をするという部分。

確かに日本でも結婚をするとなると、結納や婚約指輪、結婚指輪、そして結婚式と何かとお金が必要だ。

お金に余裕がなくて結婚を悩んでいる人も多いはず。

そしてもう一つは女性の権利の低さだ

昔から、キルギス共和国近隣圏の女性に求められたものは性的役割と子供の出産と育成、そして夫への絶対的服従であり、元々女性の地位が極端に低かったらしい。

今だにその風習が根付いていて、まだまだ女性の社会的地位は低い。

誘拐婚でお金をかけずに嫁を手に入れ、そのまま労働者として家の収入を増やす。

 

日本の夫婦は最近では女性が強い家庭が多い。

そして女性の方がしっかりしている家庭が多い。

男女平等はもとより愛のある結婚を、いや、そもそも犯罪を犯さずに結婚出来る環境になることを祈ろう。

 




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